強まる中国の反日感情への懸念
2025.08.26
元駐中国日本大使の埀秀夫氏が、8月25日付の産経新聞に中国で「憎日」感情がさらに高まることが懸念されるとのコラムを寄せている。

「中国では7月、旧日本軍による南京占領を題材にした映画が公開された。誇張や非科学的主張が目立つこの映画を見た幼児が、世界地図上の日本を物でたたき続けたり、宝物であったウルトラマンのカードを引き裂いたりする動画がネットに氾濫している。さらに、中国当局は『抗日』キャンペーンの効果を上げるよう、旧日本軍の関東軍防疫給水部(通称731部隊)を主題にした映画の公開日程を9月18日(満州事変の発端となった柳条湖事件が起きた日)に変更した」と。そして、「すでに恐れていたことが起きている。江蘇省蘇州で7月末、邦人女性が襲われ負傷した。今からでも遅くない。中国への赴任は単身に限り、帯同している家族は可能な限り帰国するよう、日本政府は適切なアドバイスを出すべきである」と警鐘を鳴らしている。「愛国教育は以前からあったが、当時の中国は一部の軍国主義者(悪)と他の多くの日本人(善)を分ける『区分論』を、対日工作として戦略的に採用していた。当時多くの日本人がこの『区分論』に乗せられたのだが、『中日友好』に救われた気分になったのも事実で、これが70%超の対中親近感の背景にあった。だが、今の中国当局にそうした高等戦術はなく、日本人はすべて悪い式の教育や宣伝が行われている。『日本人学校でスパイを養成している』の類いで、児童を含む在留邦人が狙われるようになったゆえんだ」とも寄稿している。

中国に対して、その国の意向に沿うような過度に友好的・従属的な態度を取る石破政権の「媚中政策」が、中国の「憎日」感情を高める世論戦に転じてきるように思うが、皆さんはいかが思うか。

『「南京事件」の総括』という書籍がある。著者は松井石根大将の秘書を務めた田中正明氏。「南京大虐殺なんて嘘だ」と「謀略に決まっている」と感情的に決めつけている人もいるのだが、できるだけ一次資料に基づいて事実を見極めようとする、この本の内容は非常に説得的であり、少なくとも南京大虐殺はなかったと明らかに分かる。同時に私はその立場にいる。
藤岡信勝氏は、これだけ読めば、南京虐殺など無いことが明確に分かると言わしめた本でもあり、また、水間政憲氏によれば、本書が日本で出版されると同時に、中国政府の内部資料として中国の世界知識出版社が翻訳していたという。それだけ中国にとって驚異だったのであろうと指摘している。

過去にさかのぼるが、2015年10月にユネスコ記憶遺産に中国の「南京大虐殺文書」が登録された問題で、中国が登録申請の際にユネスコに提出したのは、資料の一覧と、資料を保管する7カ所の公文書館名を記しただけの目録だったことがわかった。南京文書の目録に一覧として挙げられた資料は十数種類。「南京市民の羅瑾が死の危険を冒して保存した16枚の写真」や、「大虐殺」の様子を書き留めた唯一の中国人とされる程瑞芳の日記も含まれているという。これらの資料について中国側は一方的に「虐殺の証拠」と主張していたが、多くは日本人学者らの調査によって否定されており、中国側の資料のずさんさが改めて浮き彫りになったものであった。
 世界において南京大虐殺の嘘が広く知らしめすその原動力となった故アイリス・チャン氏著『ザ・レイプ・オブ・南京』だが、その内容は嘘で塗り固められているとして1999年に発行された『「ザ・レイプ・オブ・南京」の研究-中国における「情報戦」の手口と戦略』(藤岡信勝・東中野修道共著、祥伝社)より微塵に反論されている。詳しくは、その書籍を読んでいただきたい。
 
私自身、『「ザ・レイプ・オブ・南京」の研究-中国における「情報戦」の手口と戦略』を読んだ時にも思ったのだが、そもそも初めて30万人虐殺が日本で主張されるようになったのは本多勝一著『中国の旅』(昭和47年)からである。しかし、注記として記されているにしか過ぎなかった。
 30万人虐殺説が大手を振るって歩き始めるのは、昭和57年に出た洞富雄(ほら・とみお)著『決定版南京大虐殺』からと言えよう。この頃になると、南京戦に参戦した将兵のほとんどが、社会の第一線を退いていた。それを待っていたかのように、南京虐殺を主張する声が強まっていったのである。しかし、ここまではまだ国内問題という側面が強かった。
 ところが、平成9年末に、アメリカで『ザ・レイプ・オブ・南京』が、そしてまた、南京安全地帯国際委員会委員長であったジョン・ラーベの日記が出版されるに及んで、事態は一変した。南京虐殺は国際問題へと発展したのである。かつて日本と言えば、ホンダ、トヨタ、ソニーを挙げて、優れた工業製品を思い出す外国人が多かったが、その時代、本と言えば「南京虐殺」を連想する外国人が、確実に急増したのである。
『ザ・レイプ・オブ・南京』は南京事件を題材にしながら、その狙いとしているのは、実は日本の文化と歴史の全面否定なのであった。著者のアイリス・チャンは「明治新政府が全市民の道徳規範として、武士道という武士の倫理を採用した」ことが、やがて日本軍に残虐行為を行わせることになったと論じ、つまり、南京の残虐行為の根底に、日本古来の武士道があると言う。戦後の東京裁判は、日本に戦争犯罪国家という烙印を押し、冷戦崩壊後の日本の歴史教科書は、日本の過去を一方的に断罪する傾向を強めていた。多くの嘘を事実として記したこの『ザ・レイプ・オブ・南京』は世界で大ベストセラーになり、この著書の内容を木端微塵に反論している書籍が多数発行されているにも関わらず、それを無視するかの如く、日本の嘘が世界に広まっていたのが現状であり、南京事件について間違った歴史認識が独り歩きをしている現状は下火になってきたかと思っていた。まして、欧米をはじめとする国々では、「戦勝国史観の見直し」が進められてきたにも関わらずである。

私自身の私見ではあるが、今回の中国の「憎日」運動について、さらなる歴史認識問題に対する世論戦を仕掛けてきたと思っている。その目的は保守層の分断。現に、石破首相の辞任問題をきっかけとする自民党内の分断(?)、そして世論の分断が目的のように思う。そして、それに呼応するかの如く、オールドメディアはこぞって分断を煽る報道を繰り返す。

もし、その私見がその通りだとすれば、石破首相はその分断を避けるためにも、早々に辞任すべきだというのが私の考えである。
「自らの運命は自ら決めるということは、孤独な存在であることを引き受ける強さがなければ成しえない。しかし、誰かのいいなりになって生存を全うすることが個人の人生においえも幸せなことでしょうか。あるいは国家においてそうした境遇に至ることが望ましいか」。

石破首相のエゴのために日本国が、日本国民が苦しみ、蟻地獄のように過去の間違った歴史認識によって貶められ、また世論戦に乗じていくことは看過できないのである。
2025.08.26 13:30 | 固定リンク | その他
「終戦80年〜これからの日本人へ〜」トークライブ 来場者からの感想
2025.08.22
去る、7月27日(日)靖國神社にて、「終戦80年〜これからの日本人へ〜」トークライブを開催しました。

当日は約50人の方々にお越しいただき、本殿での昇殿参拝後、講師の柿崎ゆうじ監督、井上和彦さん、そして葛城奈海さんより「終戦80年〜これからの日本人へ〜」をテーマにお話をいただきました。

そのトークライブでは、先の大戦による知らなかった歴史の真実の話をお聞かせいただきました。そして、戦後世代が靖国神社の参拝者として主になる現実を鑑み、登壇者皆様から、次代を担う者たちへのメッセージを発していただきました。

そのトークライブの内容について、来場者から有り難い、貴重な感想をいただきましたので、以下、抜粋し、掲載いたします。長いですが、ご覧いただけましたら幸いです。


◎靖国神社には何度も参拝したり、歴史勉強会及び関連シンポジウムに参加したりはしているものの、毎回新たな気づきや発見があってとても勉強になります。毎年戦争体験者がいなくなる中で戦争の悲惨さや当時の出来事や国を守る為に戦地におもむいた話などを知ることは日本人として本当に大事です。今年は戦後80年であり、ますます戦争当時のことを知ることが必要だと思っています。又、近年は日本でも外国人犯罪が増えてきており、治安力下がリつつある世の中で、日本を守っていく姿勢を持つのがますます大事になってくるので、そのことを認識していき、日本人1人1人が団結していくことも必要です。ありがとうございました。(神奈川県在住・40代男性)

◎学校の歴史等では学ぶことがなかった戦争の記録についての話を聞くことができとても良かったです。本当に知らないことを沢山、お聞きすることができ良かったです。もう少し若い世代、 学生さん等にも気軽に参加できるようになったらいいのではと思います。山崎豊子さんの二つの祖国や戦争トラウマについても 取り上げて欲しいです。日本の精神医険のあり方にも。戦争で心を病んだ方々は檻に入れられた記憶があり、それは現代に通じてると思いますので、ただ、きちんと本当のことが教えられていないので、今があるのだと思います。(東京都在住・40代女性)

◎特攻隊でフィリピンでの真実を伺えて良かったです。もっと人々、特に若い人たちに広めてゆくべきと思います。(東京都在住・70代女性)

◎知らないことばかりでおどろきました。日本人として誇りをもって生きていかねばと考え直しました。まずは知ることから、大津島やレイテ島に関心を持ちました。ありがとうございます。(千葉県在住・50代男性)

◎今回は夫婦で参加しました。3月に知覧に行ったばかりです。日本は、侵略したとの認識で戦後を過ごしてきました。知覧に行ってからは、私は、日本人として、何が出来るか、 考えるようになりました。これからも、日本人として、出来る事を実残していきたいと思っています。これからも、このような活動を実施して下さい。(千葉県在住・50代女性)

◎大变素晴らしく良かったです。あっという間の 3 時間でした。企画の高さを感じました。
井上先生の話には、何度も目頭が熱くなりました。 「感謝」ー井上先生はおっしゃいましたが、心からそう思いました。そして私が知らないだけ。誇らしく素晴らしい日本人がアジアの為に、 粉骨砕身どんな尽くしたか。私達はその精神を仰ぎ、継承し、一人一人が発信していくことから始めたいと強く思いました。
柿崎監督は「至純に生きよう」と言われました。全てを包含する一言でした。ここに継承もあり、仰ぎ見る感謝の誠もある。至純と感謝、私にとっての終戦80年の言葉を与えて頂いた行事でした。実に素晴らしい会でした。主催者の皆様に心より御礼申し上げます。また、井上先生のアジア版大東亜戦争継承の情報が本か動画があれば教えて頂きたいと思いました。(神奈川県在住・40代男性)

◎講師のお二人のお話が、大変貴重なものばかりで、とても勉強になりました。特にフィリピンの話は驚きでした。台湾やパラオの話を伺ってみたいです。(東京都在住・40代男性)

◎あっという間に時間が過ぎました、井上和彦氏の「海外における日本人への感謝」を知った時は涙がでるほど嬉しかったです、そして最後の葛城奈海氏の朗読で涙がでてしまいました。開催してくれた玉川塾長に感謝申し上げます!まだまだ井上和彦氏の話を聴きたいですね…(東京都在住・50代男性)

◎井上さんの話がとても面白かった。事実に基づく話を聞く機会が殆どないので、とても興味深く聞かせてもらいました。突撃の瞬間までモールス信号送って、音が切れた時がその瞬間だと聞いた時は、びっくりしたし、その音を聴かせてもらいましたが、かなりショックでした。毎回思うのは、事実を知りたいという気持ちが、参加する度に強くなるという事です。戦前・戦中・戦後…日本の移り変わりの事実…授業では教えてもらえない事…。(東京都在住・50代女性)

◎初めてこのような会に参加させて頂きました。私は戦争の事や特攻隊の事はもちろん、海外の方達が日本人の事を実際のところどの様に見ているかなど知らない事がたくさんで良い意味で衝撃を受けました。いわゆる学校で勉強して来た歴史では絶対に知り得ない話ばかりで大変勉強になりました。これから日本人として出来る事は何か、未来の日本や子孫に英霊達が守ってくれたモノを語り守り継げられるよう日本人が目覚めていかなければと思いました。GHQによって奪われた本当の歴史、言葉、食など知りたい。(東京都在住・40代女性)

◎国民として知らない事実が有り、今回の情報は大変貴重な内容でした。他国から見た日本について知りたいです。(神奈川県在住・50代男性)

◎毎回、玉川未来塾のイベントでは学校で教えない歴史、オールドメディアではほとんど報じられない事実を知ることができ、ありがたく存じます。報道の自由による偏向報道には辟易しますが、偏りのない正しい歴史認識が国民の間に広まっていくことを切に願います。自分自身も正しい情報を少しずつでも広められるよう努めていきたいと思います。今後とも参加していきたいと思います。ありがとうございました。(埼玉県在住・60代男性)


以上となります。
寺子屋「玉川未来塾」の今年度のイベントは、明日でラストです。
終戦80年を噛み締めたいと思います。
2025.08.22 14:59 | 固定リンク | イベント
「学校では教えない日本人の物語『島田叡』」講演会 来場者からの感想
2025.07.25
去る、6月29日(日)靖國神社にて、「学校では教えない日本人の物語『島田叡』~戦中最後の沖縄県知事~」講演会を開催しました。

当日は約60人の方々にお越しいただき、本殿での昇殿参拝後、キャリアコンサルティング講師の大向真司さんより「生きろ!~沖縄の島守からの伝言~」をテーマにお話をいただきました。

来場者の中で「島田叡を初めて知った」という方々が半分以上いらっしゃいました。
まだまだ伝えなくてはいけないことがたくさんあるなぁと実感致しました。
大向さん、貴重なお話をありがとうございました。

その内容について、来場者から有り難い、貴重な感想をいただきましたので、以下、抜粋し、掲載いたします。
長いですが、ご覧いただけましたら幸いです。



◎今回の講義により、軍官民によって沖縄が守られていたことがよく分かりました。学校で習わなかったことは無かったものと思いがちですが、まだまだ知らないことが沢山あるなと、後世に語り継ぐべき事実が沢山あるなと思いを新たにしたところです。大向先生が仰っていた先人のDNAが眠っている人が多くいるという話、巷を見渡すと自分さえ良ければという方をよく見かけます。目覚めることがあるのか疑問ですが、誇り高い日本人が増えてくれるよう、祈ります。恥ずかしながら、特に戦中の歴史認識について、偏った情報が多いと感じており、そのまま歳を重ねてしまった感が強いので、機会があればまた参加させていただきます。本日も暑い中貴重なお話ありがとうございました。(埼玉県在住・60代男性)

◎今回のご講演を聞いて、島田叡は自分の選んだ道に対して強く決意し、どんな状況でも挑戦し続ける芯の強い方だなと感じました。島田叡は沖縄戦で沖縄県民の人達の命を救いたいという強い思いで自ら沖縄に行き、自分の命よりも大切なもの、それが周りのためを思ってとった行動の大切さを学んだ時に、誰かのために行動することは与えられた側は嬉しい気持ちになると思いますし、この人だったらついていきたいという思いも生まれるのだと思います。終戦80年を迎えた今、戦争を経験されている方は減少している中、若者は日本の歴史についてしっかり学び、周りに発信していくことが1つのくにまもりにも繋がると思います。だからこそ、学んだことを忘れず、今の若者にできることは何かを考えた上での行動をしていきます。(東京都在住・20代女性)

◎島田叡という無名だが国のために、国民のために頑張った方の話は身近に感じることができてとても良かったです。(埼玉県在住・40代男性)

◎本日はお忙しいなか、特別講演を開催していただきありがとうございました。島田叡の生きた背景のなかで最も印象的だったのは「未来の沖縄のために生きてほしい」という願いの部分です。当時、愛国心と郷土愛が強い沖縄で、「沖縄で戦う」と覚悟を決めた国民に反対方向の方針を説得するのはとても難しい状況であったかと思います。その中でも島田叡のように未来の沖縄を良くするために生きてほしい、と伝えきるのは本当の公を思っての行動だと思います。また、最後に玉川さんもお話されていましたが、こういった事実があったことを我々若い世代がまずは知ることで歴史を紡いでいけると思いますので、まずは知る環境に自分から行動していきたいと思いました。本日は特別講演を開催していただきありがとうございました。(20代男性)

◎本日のご講演大変お疲れ様でした。今年度から新しい環境に身を置き、不安もありましたが今回の講演の中でおっしゃっていた「選んだ道を正解にする」という言葉に勇気をいただきました。しがくの環境で何度もこの言葉を耳にしたことはありましたが、実際に偉人の経験を通して聞くことでより言葉の重みを感じました。また、今回靖国でのご講演ということもあり、島田叡をはじめ多くの先人の方々のおかげで今があるのだと改めて実感いたしました。最後にお話しされていた繋いでくれた命で何ができるかを常に考え、今後も公の為に行動していきたいと思います。貴重なお話をいただきありがとうございました。(東京都在住・20代女性)

◎自分が知らなかった島田叡さんの事を知る事ができ、自分がどんな選択をするか、自分が選んだ道が正解!と思うような生き方をしたいと思いました。(東京都在住・50代女性)

◎この度はご講演のご企画を誠にありがとうございました。登壇者と縁があり、島田叡についての知識はある状態での参加でした。それでも戦後80年の節目の年、沖縄戦終結の時期である6月に拝聴できたことの意義を強く感じました。兵士の方々と共に沖縄を護りたいという県民の想いを真正面から汲むのではなく、未来に託すこと、次世代に受け継ぐことへ命懸けで奔走されたことは、現在の価値観では推し量れないほどの難しさだと推測します。今を良くしようというのは世界的にも見られる活動ですが、次世代という縦の繋がりに命を投げ出せるのは日本人の美徳だとも思います。崇高でありながら憧れる生き方です。どのように生きて人生に幕を下ろすのか、この度の講演会を拝聴して考えさせられました。先人たちが紡いで良かったと思える日本にしていけるよう、微力ながらでも取り組んでいきたいと思います。(東京都在住・30代男性)

◎学校では教えてくれなかった素晴らしい先人について学ぶことができ、大変満足しております。次は私が発信する側となり、少しでも多くの人に戦争の時代を生きた人の話を伝えていこうと思いました。(東京都在住・20代男性)

◎島田叡の講演を聞き、利他の心を常に意識していこうと思いました。自分の命より大切なものを今後人生において、増やしていく、持っていく価値観が大事だと感じました。当時沖縄に配属の依頼が来た時、島田叡は即答したと聞きました。死を恐れず、民間人を守り、共に戦いにいくということに、感銘を受けました。まだまだ勉強不足なところがある分、もっと学びを深めて周りの若者に伝えていきたいと思いました。(東京都在住・20代男性)

◎今回も大変勉強になる講演会を開催くださりありがとうございました。世間で言われている沖縄戦のこと、沖縄を守るために戦った沖縄外の方がいたこと、沖縄に生まれ育った者として県民の誇りを持ちながらもさまざまな葛藤の中での決断など、とても勉強になりました。島田叡の生き方と大向さんのお話を通して、沖縄県民斯ク戦ヘリ、の電報を届けた大田實中将の一層の想いが強く伝わりました。自分以外のもののために、命を賭して何ができるか、その視点を持ち続けてこれからの日本に貢献して参りたい所存です。背筋と生き方が正されるが講演、誠にありがとうございました。(東京都在住・30代男性)

◎沖縄戦から80年を迎え、改めて地元沖縄と向き合う貴重な1時間となりました。このような機会を設けて下さった、玉川先生はじめ、講師を勤めて大向さん、運営局員の皆様に感謝を申し伝えます。本当にありがとうございました。島田叡の伝えたい「生きろ」「生き抜け」という想い、命が何より大切であるという想いは間違いなく私達沖縄県民の血に流れていること実感しました。幼少期から言われ続けている「ぬちどぅ宝」、この震源地は島田叡であること。引き続き大切にしていきたい。そんな、命こそ大切と言い続けた、島田叡が死ぬことと同義である沖縄行きを即決したこと。矛盾を感じますが、自分の命以上に守るものの存在。価値観。命の使い方にハッとさせられました。本当の意味で、命の果たし方とは?と内省させられる時間にもなりました。少しでも、多くの命を助けるために動き回った行動力は真似ていきたいと思った次第です。自分の命以上に守りたいものを守る価値観、覚悟、その想いを形にしていく実行力を島田叡より学ぶことができました。9割近くが戦争体験者ではない社会に、地上戦があったことを風化させないためにできることをやり続けていきたいと思いました。(神奈川県在住・30代男性)

◎今回は貴重な機会に参加させて頂き誠にありがとうございました。まずこんな日本人が居たんだと衝撃を受けました。島田叡の生き方があまりに壮大で、分母の大きさ、覚悟の大きさに身が震えました。戦時中、沖縄が危険だとわかっていながらも、知事になるために沖縄に行ったこと、そして誰かがやらなければ国民が助からないことを、自分がやるんだという責任感、行動力が本当にすごいことだと思いました。戦後80周年を迎える今、島田叡という偉大な人物のことを知れて本当によかったです。ありがとうございました。(東京都在住・30代男性)

◎島田叡の生き様にものすごく感動しました。自分の命を他のものに使っていく生き方を学び自分自身にも取り入れていきたいと感じました。現在大学生の就活支援もやっていく中で、時間や体力を使ってより良い就活をしてもらえるように務めていきたいと思いました。歴史上の人物から学ぶことは毎回自分がきついなと思う時に偉人と比べたら大したことないなと思えることです。これからもいろんな壁があると思いますが、島田叡の生き様を振り返って乗り越えていきたいと思います。(東京都在住・20代男性)

◎この度は貴重な講演に参加させていただきまして、誠にありがとうございました。お話いただく中で島田叡の意志の強さを感じました。支持してくれる人達が少ないから自分が変える、自分がゲームチェンジャーになるんだと即決して行動する姿に胸を打たれました。また当時の方達は自分の命よりも大切なものがあるから、それを護るために行動したとあり、この価値観は昔も今も変わらないけど気づききれていないだけだと感じました。この公精神の大切さを知っているからこそ、自分のものでとどめるのではなく、学生や自分の周りに伝えていきたいと思いました。改めまして、この度は貴重な機会をありがとうございました。(東京都在住・20代女性)

◎「未来の沖縄を守る為にも生きる」というお話に、命をかけて守って頂いた先人がいての今であることを感じさせられました。もっと学んで伝えられる人になれるよう、日々感謝を忘れずに過ごしていきたいと思います。(神奈川県在住・20代女性)

◎この度は誠にありがとうございました。6/23が沖縄戦慰霊の日ということもあり、今回のトークテーマである『島田叡』の志には非常に共感をさせて頂きました。他者を尊び、自己を捧げる精神こそが日本人の文化であることを学んだ為、今後の仕事にも活かしてまいります。(東京都在住・20代男性)

◎本日は終戦80年にふさわしい講演を企画していただき、ありがとうございました。軍人だけではなく、官人として自分の役割を全うした島田叡に日本人として誇りを持つ事ができました。沖縄戦というと、軍人や市民が一緒に戦って多くの方が亡くなったイメージが一般的には強いと思いますが、裏方として市民を守るという職務に命を懸けた島田叡のような人が日本にはまだまだいるのではないかと思います。そのような素晴らしい日本人魂をたくさん知る事により、日本人として誇らしくなり、国を守ろうという意識も高まっていくと思います。1人では世の中を変える事は難しいですが、1人の強い意志、行動からたくさんの協力者を得て世の中を変える事はできると思います。今回のようなお話をもっと多くの方に、 知ってもらいたいと思いますし、自分自身でもできる事をして、これからも日本を良くしていく為、行動していきたいと思いました。これからも日本にとって意味のあるこのようなイベントを続けてください。時間が合う限り参加させていただきます。これからも頑張って下さい。(東京都在住・50代男性)

◎大向さんのご講演大変すばらしかったです。最後にお話しいただいた自分の命よりも大切なものがある、残した命を何につかうのか、は今、日本人にとって最も必要な感覚だと思いました。そして、島田という人物の生き方がいかに「カッコイイのか」という日本人の価値観を広めて参りたいと思います。誠に有難うございました。(東京都在住・40代男性)

◎皆様とご一緒に参拝させて頂いたのは大変有意義な機会となりました。大向さんのお元気な様子を伺えたのは良かったです。沖縄県知事のミッションは大変困難なものだったことを改めて認識しました。沖縄県は大きく、人口も多いですから、食料確保しつつ、住民の疎開をさせるのは困難だと感じました(ところで県外疎開だと途中で米軍の攻撃を受けるおそれがあるのかなと思ったのですが、いかがでしょうか)。これからの安全保障を考えるうえでも、ロジスティクスの事例として、有益な講演だと思いました。島田叡は三高の出身ですが、三高にある自由な空気とエリートとしての矜持をお話から感じました。当日の配布資料に島田叡の年表や参考文献の掲載があった方がよいかなと思います。大向さんの話は面白く拝聴しましたが、手元に情報があった方がよいです。毎度、このような熱のこもったイベントを22回も開催されていることに心より敬意を表したいと思います。開催ありがとうございました。質疑応答なしで60分話し続けるのは凄いなと思いました。(東京都在住・40代男性)

◎今日、大向真司さんの講演を聞かせて頂き、島田叡という人物の生き方から 勇気を頂きました。島田叡が、行った生きては帰ってこれないという沖縄に、自分の意思で行った決断に自分の日々の悩みは小さなものだと感じました。また、沖縄県知事をやると決めた時に自分がやらなければ誰かがやらなければいけないという思い、自分の仕事でも同じで自分がやる仕事で周りを幸せにすることができるという日本人独特の価値観を大切にしていきたいと思いました。島田叡という人物の名前は知っていましたが、今日の講演を聞いてより大東亜戦争や歴史について学びを深めていきたいと思いました。ありがとうございました。(東京都在住・20代男性)

◎講演会を聞いて、島田県知事についての覚悟や沖縄戦がどういったものであったのかについて理解することができました。島田さんは沖縄県民を1人でも多く救うために、県知事の主任、食料の調達、県民へ「生きろ」という思いを伝え、沖縄県や県民を救いました。島田さんや先人の方々の行動があって現在の私たちが存在しているため、私は先人への感謝と他の先人への学びを大切にして、今後の人生に役立てていきます。(神奈川県在住・20代男性)

◎今回の話を聞いてみて、大東亜戦争の中での沖縄の状況を知ることができてよかったです。戦争中、誰もが絶望に陥って「死にたい」と思ってしまう方がいたなかでも、島田さんのまわりに流されず、自分の気持ちを持っていた姿勢がその人たちの少しの希望になったのではないかと思いました。私も、周りの気持ちに答えるためにも職務ややるべきことを全うし、自分の意志を持って取り組んでいこうと思いました。(神奈川県在住・20代女性)

◎本日は本当にありがとうございました。島田さんがいなかったら、多くの沖縄人が亡くなり、今沖縄が日本になかったかもしれないと思うと、心があつくなりました。沖縄の方も自分以上に沖縄を守ろうと戦っており、見習うものがあるなと感じました。私も誰かの他の人のために動き、日本の未来を守れる若者を目指して、努力して参ります。そして、これから日本をつくるリーダーを目指し、次世代へ歴史を伝えられる人になりたいと強く痛感させて頂きました。ありがとうございました。お話しの中で大田実さんか牛島みつるさんが出られて、詳しく聞いてみたいなと思いました。(東京都在住・20代女性)

◎「島田叡」さんの名前は初めて知りました。なかなか決断できない事を、すぐに決めると言うのもすごいと思いました。普通に過ごしていたら知らなかった事を、知り得るイベントに参加できるので、今後も続けてほしいと思います。また、戦前、戦中、戦後の事は知る機会がないので、事実に基づいた話を知りたいです。(東京都在住・50代女性)

◎本日は貴重なお話をいただきありがとうございました。私自身、今年度から職を変え、新たな道への挑戦を決意した中で、今回のご講演を拝聴させていただきました。今回の決断が正しいか悩む場面もありましたが、 講演の中でおっしゃっていた「選んだ道を正解にする」という言葉に勇気をいただきました。自分の選んだ道で、多くの方の助けができるよう、今後も挑戦を続けていきたいと思います。また、歴史に学ぶリーダーシップ講座にて「鳥濱トメ」の開講を目指しております。その方について学べる場がありますと嬉しく思います。(東京都在住・20代女性)

◎島田叡の名前は聞いておりましたが、改めてその活躍との背景を聞き、感動致しました。最後にもありましたが「自分の命よりも大切なのを守る」、志、未来のために尽力をされた島田氏のように私自身も仕事、人生において、誰かの思いを守れるように行動していきたいと思いました。今後、取り上げて欲しい人は、「ジョン万次郎」、「夏目漱石」「藤井中尉」などお願いします。(神奈川県在住・10代男性)

◎島田叡という人物を初めて知る機会を得られ、今日は参加させて頂き、良かったです。沖縄へ旅行で行った時に、白梅の塔やひめゆりの塔を見学もし、沖縄戦の凄まじさを知るに、本日は期待をもって来ました。明るみに出ないままの隠れた偉人に関心をしました。今後も光をあてて頂きたく、また伝えていきたいと思いました。今後、桶口季一郎を取り上げて欲しいです。(東京都在住・50代男性)

◎島田叡県知事については、公立中学校の服部剛教諭の『先生、日本ってすごいね』で知ってはいたものの、記憶が薄れていて、今回、あらためて勉強になりました。沖縄の問題を論じる時、それこそ、スタートが間違えていて本質がズレていているので、なかなか、難しいと感じています。特に沖縄戦についてはデリケートな問題だけに、今回のような沖縄のために戦った国民にフォーカスし、あくまでも相手はアメリカなのだというところからスタートさせなくてはいけないと考えています。なにより、この人物については公立学校の義務教育の段階で教えるべき一人だと思います。その想いを強くしました。貴重な機会をいただき、有難うございました。(長野県在住・50代男性)

◎この度は、貴重な講演ありがとうございました。終戦80年という節目の中、このような機会をいただけたこと感謝申し上げます。私の祖母、祖父が戦争時代を生きていたようですが、私が幼かったからか、あまり詳しくきくことが出来ずにいました。島田叡のお話から、本当はどんな日々だったのか、どんな葛藤だったのか、やむにやまれぬ思いが多くあったと思うと。今生きていることは諸先輩方のおかげだと感じました。久しく行けていなかった遊就館も行かせていただきましたが、遺書には思わず涙が溢れてきました。真実が分からぬまま、溢れた情報に振り回される人が増えていると思うと知っている人間が発信し続けていくことで歴史が生きると感じました。できることから発信していきます。ありがとうございました。(埼玉県在住・30代女性)

◎正直、一括りに戦争と言いましても、年代、場所などでいろいろな物語があること、歴史の教科書の中では少しは見たはずなのですが、時系列が定まらなかったり、客観的にしか見れていませんでした。祖父が戦争に行ったこと、曽祖父も戦争を体験していること、など話を聞く機会はたくさんあったはずです。が、きちんと聞けなかった後悔もあります。もちろん自分の生かされてきたルートも知る必要もあるし、もっと深く考えるべきだと思い知りました。こういったことをきちんと見直すこと、今の若者には特に必要と思います。その時代の若者たちは徴兵されて素直にお国のために覚悟をしたのだと思います。全国の若者たちが自分の身を投げ出して国を守ろうとしたのです。島田叡さん、沖縄県知事ということですが、このお話し聞かなければきっと全く聞かない名前でした。もちろん島田さんもその中の1人であったし、それこそ、一番危険な場所での知事に自ら志願して行かれたこと、名を残すべきの方だと思います。現代は若者たちにはそんな気持ちを持つ人がいるのでしょうか。ぜひとも、今の若者たちに聞いて欲しい話だと思います。現代の若者たちは戦争があったという事実に目を背ける姿勢が多いのではないかと思います。(東京都在住・50代女性)



以上となります。
終戦80年の今年は、あと一回、イベントを開催し、ご英霊に感謝の誠を捧げます。
2025.07.25 07:12 | 固定リンク | イベント

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